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中原明彦 ナカ通

2016年1月30日(土)

THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID


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【中原明彦 ソロ音源プロジェクト第2弾
THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」について】

2015年夏に発売した1作目「AS YOU LIKE」に続く中原明彦のソロ音源第2弾「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」を2016年2月6日より発売いたします。

この作品は2015年の夏以降に生まれた曲を中心に構成した全4曲入りのCDです。前作と同様に収録曲とは別のタイトルをつけました。その長いタイトルは字面のまま「古くてあたたかくて少しばか」という意味にとってもらえるとうれしいです。60年代の曲感をルーツに、アコースティックギターを中心とした生楽器のシンプルなアレンジを施し、あくまで日常から想起した歌詞をうたったもの、を表しました。

せつなさや叙情感のようなものだけではなく、たのしさやばかばかしさすらもうたっていきたいという思いは、ロクセンチのアルバム「Rag & Safety blanket」とも共通するところがありますが、選曲はもちろんのこと、サウンドやうたう言葉のジャッジに至るまでろ過することなくそのまま収めてある分、前作と同様に、雑味も含めて濃い味の作品になってるように思います。

4曲のうち「BABY」と「Likely to rain」はライブセッションのために書いた曲です。前者はラブハンドルズとロクセンチのイベントにて、後者は岩崎けんいちさんとのイベントにて生まれました。頭の中にあるイメージを形にするのが曲づくりとするならば、何時だってその頭の中のイメージを大きく膨らませてくれるのは共に音を鳴らすミュージシャン、イベントのその場を共有してくれるお客さんやスタッフの方々です。おかげさまでどちらも思い入れ深い曲となりました。あらためて、感謝します。いつもありがとうございます。

残りの「Go to a new barber!」と「グンナイ」は今回のための書き下ろしです。タイトル中でいうところの AND A LITTLE STUPID の部分を担っていますが、リズムやサウンドのキャラクターは緻密なアプローチを目指しました。耳馴染みよくとも意外と新鮮に聴いていただけるのでは、と思っています。どちらもソロの弾き語りライブ「ひとりナカヤン」での彩りを豊富にしてくれそうで、ライブでのプレイが楽しみです。

ジャキジャキとしたストロークサウンドに魅せられて早四半世紀、ぼくの傍らにはいつもアコースティックギターがいてくれました。切なさや叙情をうたうときだけでなく、楽しさやばかばかしさをうたうときにもこの相棒はやっぱり頼もしかったです。レコーディングにはYairi LO-K13 OVA GRとGIBSON J-45を使用しました。前者はヤイリギター様にお世話になっております。いつもありがとうございます。

そんなわけで、なんと前作と合わせると数だけならアルバムも目指せそうな曲数になってきましたが、大きな野望に窮屈してしまうよりも、今はまた少しづつでもひとつひとつ新しい曲をつくっていければと思ってます。夏、冬と来て、次は春か秋となりそうな予感です。おっと、予定は未定です。

ぜひ、この古臭くって少々ばかだけどなんかあったかい子どもたちをかわいがってあげてくださいな。

【中原明彦 「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」】
発売日:2016年2月6日
価 格:¥1,500 (TAX IN)
品 番:FNCD1004
FROG & NOTES

<収録曲>
1.BABY
2.Likely to rain
3.Go to a new barber !
4.グンナイ

そしていよいよ来週となりました2016年初京都のひとりナカヤン!「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」正式発売日のこの日、大好きなsole cafeでたっぷりうたわせていただきます!ぜひ一緒に楽しみましょ!前売りチケットはHPのLIVEページからご予約できます。リクエストはお早めによろしくです!

中原明彦 弾き語りワンマンライブ
「冬の京都のひとりナカヤン」
2月6日(土)京都 SOLE CAFE
中原明彦(fromロクセンチ)
料 金  前売り3,500円 / 当日4,000円(1drink 別)
OPEN / START :18:00 / 18:30
京都 SOLE CAFE 075-493-7011

※「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」は現在のところライブ会場のみでの販売となりますが、前作と同様ネット通販も準備中です。決定したらまたお知らせします。
2015年8月9日(日)

AS YOU LIKEについて

あっという間に立秋も過ぎまして、そそくさと残暑お見舞い申し上げます!当たり前のように暑い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか?ぼくはおかげさまであれやこれやとやらせていただきつつ、ほのぼの元気にやっております。かき氷も食べてるし、順調にランニング日焼けも進んでます。東京での夕涼み部ライブイベントやこの間は夏の京都にも行ってきまして、弾き語りで楽しくライブさせていただきました。

思えば今年はロクセンチの4枚目のアルバム「Rag & Safety blanket」から始まったのですが、このレコーディングの終盤よりメンバースタッフ間でフツフツと湧き上がってきた中原明彦としての新作を、この度しれっとリリースさせていただくことになりました。
「がじがじ」から数えて実に13年ぶりのソロ音源プロジェクトの始動であります。その途中何度となく企画は持ち上がったものの、さまざまな事情でこれまで実現できてなかったので、4曲のe.p.サイズではありますがなんともうれしい一歩です。お待たせ!というにはとうに待たせ過ぎているので、今回はとりあえず各々しれっとでひとつよろしくお願いしております。

タイトルは「AS YOU LIKE」。あなたの好きなように、お気に召すままに、といった意味です。収録は楽曲のいくつかを並べはじめた春の終わりごろから、行きつ戻りつで進めてきました。全曲アコースティックギターのリズムを基本として、弾き語りライブとの親和性を高めようとした音づくりは昔からのぼくの好みと合致していて、とても満足しております。これに際しては、あらためて16ビートのアコースティックギターのカッティング練習など連日しまして、ここ10数年で一番指の皮が厚くなっちゃいました。では収録曲についてしげしげと一言づつ。

「As you like it!」はその指の皮を厚くさせた16ビートの曲です。迷うのも踏み止まるのもいいけれど、たまにはお気に召すまま、何かに縛られることなく自由にたのしくいきたいという気持ちでそのままを書きました。ライブで一緒に楽しめたらいいなあと思ってます。

「花火」はタイトル通り夏の風物詩について思い出を交えて歌いました。はじめはもっとカラッとした内容で歌詞もふんわりしていたのですが、なかなか決まりきらず、ある日サビだけ残してほかの部分を書き直したところようやく手応えを感じることが出来ました。サビの部分だけだとシンプルなラブソングにも聴こえるのはそういう理由です。

「あと3分」はカップめんにお湯を入れてからの時間をうたった小歌です。歌詞中にある「鼻膨らませてる」とは、不満そうな様子を表す慣用句の「小鼻を膨らませる」からではなく、なんか殊勝なことを言おうとするとすぐ鼻が膨らんでしまうぼくの癖から来てます。ちょうど3分なので、カップめんをつくる際にタイマーがわりに使ってもらえたらこれ幸いです。

「君を待っている間」は以前のブログにも書いた、郵便を今か今かとまちくたびれているときに生まれた曲です。以前は指弾きで歌いましたが、収録にあたりギターのざっくりとしたストロークの方が元々のイメージに近いのではと思い、大幅にリアレンジしました。荒々しいブルースハープを筆頭にとても気に入っております。

懲りずに待っていて下さった皆様がいてくれたおかげで、こうしてまた聴いてもらえることができました。感謝いたします。またソロ制作にはスタッフをはじめとするさまざまな方のご協力をいただきました。感謝いたします。あまり間を開けずにアルバムまでいければと密かに、あくまで密かに思っておりまして、現在準備中のものも含め今後ともどうぞよろしくお願いします。

この中原明彦新音源「AS YOU LIKE」はライブ会場先行での販売ということで、8月23日(日)の吉祥寺曼荼羅、中原明彦弾き語りワンマンライブ「夏の東京のひとりナカヤン」にて販売させていただきます。弾き語りライブとともに楽しみにしてくれたらうれしいです。ライブ詳細はこちらから。

通販その他についても検討してもらっているのでまたお知らせできればと思います。またFMカオンにて毎週火曜24:00から放送中のロクセンチの音楽番組「かはたしなレバ」でもしれっと今月on airさせてもらっていますのでぜひしれっとお聴き下さいな。

そんなわけで新作「AS YOU LIKE」についてでした。

それでは、お休みの方もお忙しい方も、どうぞすこやかによいお盆を!

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2015年5月21日(木)

9周年の抱きしめたんだにむけて

初夏の気持ちいい風に気をよくしたのか、アーダグランッ、アーダグランッ、ウーーーッと裏声でコーラスしながらランニングしてたら、不意にかわいい栗毛の犬にキャンキャン吠えられました。お名前存じませんが、驚かせてごめんよう。いま流れてたのBen Folds FiveのUndergroundなんだよう。

というわけでいかがお過ごしでしょうか?ぼくは裏声出しちゃうくらいには元気であります。初夏っていいですな、過ごしやすい!

ロクセンチのアコースティックワンマンライブツアー「もうすぐ9周年!」もおかげさまでご好評のうちに終了いたしました。各会場にお越しいただいたみなさんありがとうでした!「ウィスキーがお好きでしょ」のカバー、アコースティック用にアレンジした曲たち、スジのあるようでないMCも含めて、みんなと一緒にじっくり楽しむことができました。アルバムが出来たときに描いていたピアノとギターと歌のシンプルな構成のライブについて、あらためて魅力を感じたツアーでした。新しくやってみたいアイデアもすでにいくつか浮かんでまして、それほど遠くないうちにまたやりたいなあと思っています。

各会場でもらったあたたかいメッセージを胸に、目下のところはロクセンチ9周年に向けてのあれこれにまい進しております。なによりみなさんの応援あってのロクセンチ9周年であります。本当にありがとう。おかげさまでロクセンチは6月6日で9歳となります。

ライブではよくアンコールの最後に演奏するのに、ロクセンチとしてはCD未収録の「抱きしめたんだ」という曲がありまして、ここ数年は周年記念も兼ねてこの「抱きしめたんだ」のレコーディングをしています。今年は「9周年の抱きしめたんだ」です。

この「⚪︎周年の抱きしめたんだ」は、何度アレンジしても、何度歌入れしても、毎年またイチから悩みまくってしまうことになるのでありまして、それが苦しくもあり、ミュージシャンとしては幸せでもあります。重ねた1年の分の感謝を込めて、丁寧に仕上げていこうと思っているので、完成したらぜひ聴いてみてほしいです。「9周年の抱きしめたんだ」はマスターアップしたら、期間限定でこのロクセンチホームページより無料配信してもらう予定です。

同じくホームページのRadioページで更新しているネットラジオ「ロクラジ」では、現在「ジェイミージャクソンジュニアの逆襲」という名前の期間限定コーナーにて、みなさんからロクセンチの曲の思い出やエピソードをメールで募集しています。コーナータイトルにある「Jaime Jackson Jr.(ジェイミージャクソンジュニア)」とは、「抱きしめたんだ」と同じくCD未収録の曲です。

デビュー前夜のライブではよくセットリストに入っていて当時レコーディングもしたのですが、その時期からほぼ9年間もご無沙汰になっていました。もちろんいくつかの理由はあったのですが、 つい最近になって、何人もの方からこの「Jaime Jackson Jr.」についてリクエストをいただいたりエピソードをうかがうという偶然がありました。

その偶然が不思議だったりうれしかったこともあって、おぼろげな記憶をたどろうと、何気なく当時お蔵入りした「Jaime Jackson Jr.」の音源を引っ張り出して聴いてみたのですが、いきなり歌い出しに

誰も 知らない Jaime Jackson Jr.    秘密の名前  Jaime Jackson Jr.

とぼくが叫んでまして、ゾクっとしました。歌わなくなっているうちに誰も知らない曲となる手前にいた「Jaime Jackson Jr.」そのものの叫びのように思えたのです。これまで、その時々の僕なりの想いを込めてたくさんの曲を書いてきました。たくさんの方に聴いてもらえた曲、愛してもらえた曲、自分にとって大切な曲、中にはお蔵入りしたものや発表したもののライブではやらなくなってしまった曲もあります。その理由はそれぞれ様々ですが、この9周年という機会に、その楽曲たちの印象を自分自身一度フラットにして見つめ直してみてもいいのでは、と思いました。それはまた、これから先歌をつくったりうたっていくにあたって、大切なヒントのひとつになってくれるような気がしました。

ただ、ぼくは楽曲たちの生みの親ではありますが、育ててくれたのはそれぞれの曲を気に入ってくれたり、受け止めてくれたりしたみなさんです。なのでぼくにロクセンチの曲にまつわる思い出、エピソードをあらためて教えていただきたいのであります。大事にしてくれている曲の思い出のお話もうれしいし、ほんのちょっとしたエピソードもまたうれしいです。どうぞよろしくです。info@6-cm.com 宛に件名「JJJの逆襲の件」と書いてメールでロクラジネームを添えてお寄せ下さい。ホームページのメールフォームからでも受け付けております。(すでにメールしてくれたみなさん、ありがとうでした!大切に読ませていただいてます。)5月26日更新予定のロクラジにて発表させていただきます。

そして、デビュー記念日となる6月6日(土)は東京下北沢440にて9thアニバーサリー ワンマンライブ「9周年の抱きしめたんだ」を開催します。感謝の想いを胸に、サポートメンバーもお迎えして思いっきり盛り上がろうと思ってます。ロクセンチの9さいの誕生日をよければぜひご一緒に祝ってやって、楽しんで下さいな。詳しい内容やチケットのご予約などはLIVEページをご覧下さい。ああ、たのしみ。

またこの翌週は僕のもうひとつのユニットたまご☆ピリにてイベント出演します。以下詳細です。

2015年6月13日(土)
大塚Live Hearts+

  ■BAND■スリークウォーター / scope / たまご☆ピリ / スマイルレンジャー / GOLDEN AGE / ■ACOUSTIC STAGE■ / 加藤卓雄 / ヨシダアキヒコ(breed) / 他

開場17時15分 開演17時45分

前売¥3000 当日¥3400 1order別

こちらのチケット予約は http://tamago-piri.syncl.jp/にて受け付けてます。

ロクセンチの9周年月間なのにもかかわらずどーんとたまご☆ピリでありますが、これはこれでまあよし、と思ってます(笑)。たまご☆ピリはこのあとライブの予定がないので、この機会にこちらもぜひお越し下さいな。

では、どうぞすこやかに。そんなわけで、また。
2015年4月10日(金)

いよいよ「Rag & Safety blanket Festival!!」

いよいよ明後日となりました、ロクセンチ4th アルバム「Rag & Safety blanket」にまつわる春の祭典「Rag & Safety blanket Festival!!」。わくわく!この企画は、ロクセンチが愛してやまない素敵な出演者たちと一緒に、約4時間(予定)に渡ってお送りする春の一大イベントです。みなさんご準備はよろしいでしょうか!?

と、いえいえ、お越しになるみなさんはなにも準備しなくて大丈夫、当日会場で思いっきり楽しんでいただければそれだけでいいのであります。

ということで、HPや動画ラジオなどでこれまでたくさんの情報をお伝えしてまいりましたが、このイベント、あれこれとお祭り要素がふんだんに盛り込まれておりまして、当日思いっきり楽しんでいただくために、いま一度ここに「Rag & Safety blanket Festival!!」の特徴を大きく3つにまとめておきます。予習してもらいつつ、思いっきり楽しんでいただきたいと思ってます。

その1 Rag stage とBlanket stage。

まず、なんと言っても今回のイベントは、会場内2ステージ体制。すでに発表しているタイムスケジュールをご覧いただければわかるように、RAGステージとBLANKETステージの2つのステージにて交互にライブが繰り広げられます。

  

秋のイベントでご一緒した、ロクセンチにゆかりのある素敵な出演者たちばかりでありまして、はっきり言ってオススメは全出演者!どうぞお見逃しなく!ですが、長丁場のイベントとなりますので、無理せずフロアで適度にお休みしたりもしつつ、存分に堪能していただきたいと思ってます。気になる当日発表のアーティストですが、おそらく僕なのではないかという前評判をいくつもいただきつつ、じゃあもう僕でイイじゃないか!とほぼ思いつつ、当日までどうぞゆるくお楽しみに。

ラストの全体セッションでは、各アーティストの楽曲の中から僕がコレ!と選ばせていただいた名曲をズラッとお届けする、この夜限りのメドレーを超えたメドレー「真夜中の妄想ラブソンエスタを観に行こう」をお送りする予定です。すでにリハーサルを終えておりまして、愛あふれる大作になっております。一緒に盛り上がりましょう!下は先日全体リハーサルの様子です。

  


その2 通常チケットとおたのしみチケット。

今回のイベントはチケットを2種類ご用意いたしました。通常チケットは前売り¥2500当日¥3000で、普段のライブと同様のチケットとなっております。そしておたのしみチケットは前売り限定の¥3900で、通常チケットに加えフェスおたのしみグッズが付属されています。

フェスおたのしみグッズは、Rag & Safety blanket Festival!!おたのしみパンフレット、Rag & Safety blanketキラキラリング、そしてロクセンチ新曲音源CDの3つ

おたのしみパンフレットは今回のイベントの出演者のご紹介から、上記のタイムテーブルを参照していただけるほか、各出演者からいただいた「Rag & Safety blanket 」アルバムレビューに、僕の長々コラム、グッズ紹介と、イベントをより楽しんでいただける充実の内容になっております。こちらは当日会場にてお買い求めいただけます。

Rag & Safety blanketキラキラリングは、ライブをより盛り上げるキラキラ光るリングです。指にはめられて、サイリウムよりも自然に振れるので、各ライブのサビなどで積極的にご活用下さいな。

ロクセンチ新曲音源CDはアルバム「Rag & Safety blanket」以降初のDEMO音源となっております。曲中のコーラスは2月に行われたきさらぎレコーディンPOWER HOUSEにて一緒に収録したものです。以下はおたのしみパンフレットの表紙と内容の一部です。

  

  

その3 ミニ写真展、山田バル、ほぼおっさんチェキ。<br/><br/>

これらはフロアでのおたのしみ企画。ミニ写真展は、ライブから生まれた曲を多く収録した「Rag & Safety blanket」ということで、実際にその曲たちの生まれたライブイベントの模様を中心に展示いたします。ついでに、これまでに撮った僕のアーティスト写真から、これ奇跡!の1枚も展示されます。

山田バルは、料理好きのピアノシェフ山田プロデュースによる当日限定フードです。北海道から空輸された食材を使って、腕によりをかけてご用意したこだわりの創作イタリアンプレート。フロアのドリンクカウンターにて限定数販売いたします。

ほぼおっさんチェキは、みなぎる壮年期のRag & Safety blanket Festival!!出演者たちによる世界で1枚のチェキくじです。各出演者の決めポーズにサインを添えてあります。どなたのチェキが引けるかは運次第。あたりが出たら全員のサイン入りの色紙も貰えちゃいます。•••おそらく二度とやらないと思われる無茶企画です 笑。

以上大きく3つにまとめましたが、その他にもロクセンチは2015春の新作トートバッグ発売開始します。 肩かけと手さげ2way、裏表ダブルプリントの「Rag & Safety blanket逆回転トート」。カラーはオリーブ、ネイビー、レッドの3色。各色限定数のためお早めにどうぞ。

 


駆け足でやんややんやとお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。なにしろもう明後日。興奮しててもしょうがないのであります。たくさんの方のご協力によって、いよいよ僕らの手作りのフェスが開催されます。12日(日)の天気予報は今のところ曇り時々晴れ。15:00より開場の大塚Hearts plusまで、JR大塚駅より徒歩約3分。(以下の地図はHearts +ホームページより転載)

  

山手線 大塚駅 北口下車。正面のロータリーを越え真っすぐ進み、信号機のある交差点を左折。
次の信号機がある交差点に1Fが「ココカラファイン」というドラッグストアがあるビルの地下1F。徒歩3分。

はじめての方も、おなじみの方も、一緒にわいわいたっぷり楽しみましょう!だってお祭りだもの!

では当日会場でお待ちしております!


2015年1月6日(火)

あけました2015!

ええと、あけましたな!もう一週間経っちゃいましたな。

「バックトゥザフューチャー」という、世代によっては大変有名な映画がありまして、シリーズのボックスセットも持ってるファンなのですが、その第二作目「バックトゥザフューチャー2」で主人公マーティはタイムマシンのデロリアンでもって未来の世界に行きます。

そこでは宙に浮くスケートボードだったり、立体ホログラム映像のジョーズの広告だったり、それはそれは輝く近未来感あふれる世界が展開されていてとてもワクワクするのですが、その近未来の設定は今年2015年なんだそうです。スケートボードやホログラムや近未来のあれこれは、それそのものではなくても似たようなものは出来てきてるようで、知らぬうちにあの頃の未来に僕らは生きてるんだなあと思うのであります。いやはや近未来。

しかし近未来になってもお正月はやはりお正月でありまして、あけましてひとりナカヤンはやはりあけましてひとりナカヤンだったのであります。1月4日、ゲストに中原チャーリー(弟)を迎えつつ、昨年に続き4時間超の大ボリュームでお届けしました。お越しいただいたみなさんありがとうでした!おかげさまでとてもいい歌いはじめになりました。長丁場のライブにもかかわらず、最後までいっしょに楽しんでもらえて嬉しかったです。曼荼羅をはじめスタッフのみなさまにも感謝。またあたたかくなったらやりたいなあと思っております。

通年ならば、さてさてではではじっくり今年の活動を考えていきますか!となるのですが、今年はロクセンチの新しいアルバム「Rag & Safety blanket」の超先行ツアーが年またぎで続いているのでありまして、今週末はその大阪編、月末には愛知編がさっそくあります。うれしい。とても楽しみにあれこれ準備してます。

このツアー、アルバムの新しい曲たちはもちろん、これまでのロクセンチの曲たちもふんだんに織り交ぜたセットリストになってます。変わらぬロクセンチ、そして新しいロクセンチをみんなといっしょにほくほくたのしみたいと思います。ぜひお友達ご家族お誘い合わせのうえ、10日(土)南堀江knave、31日(土)犬山swan’s cafeにお越しくださいな。ライブご予約などなど詳細はLIVEページをご覧ください。2月18日発売のnew album「Rag & Safety blanket」もたくさん持っていきますゆえ、どうぞお家に連れて帰って可愛がってやっていただきたいのであります。

今年は、新しいことにも挑戦しつつ、音楽とくんずほぐれつでのそのそ進んでいければいいなあと思っております。みなさんにもぼくにもきっといろんなことがあるだろうけれど、その端々にロクセンチの音楽がお側にいれるよう、いっぱい歌っていく所存であります。どうぞよろしくです。

みなさんにとっていい一年になりますように。風邪などお気をつけてすこやかにお過ごしくださいな。ツアーお越しいただく方は会場でお会いしましょ!

2014年12月5日(金)

Rag & Safety blanket を録り終えて

またたく間に移ろったはかない季節、秋に変わって、じゃあもう私の番ですからね、今年はスタートから思いっきりいかせてもらいますからね、とでも意気込んでいるかのように、本格的に寒いだけでなく冷たい雨もよく続く2014冬今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

ロクセンチはおかげさまで今年も9月10月11月と恒例の好評ツーマンライブ「すきな人とやるライブシリーズ」を無事終えまして(たくさんお越しいただきましてありがとうございました!たのしかった!)、すっかり抜け殻の僕はというと、この冷える日々、ずっとコタツに潜って本を読んだり音楽を聴いたりテレビを見たりしながら、柿やみかんを食べ、お団子も食べ、たまにぼんやりと来年のことなどもふむむむと思い浮かべる、そんなゆっくりとした冬眠への準備時間を過ごさせていただいて、おり、おりませんでした。

思えば昨年のこの時期から準備を始めていたロクセンチの新しいアルバムを、行きつ戻りつ途中まるで進展せず関係者一同白目がちになっていたロクセンチの新しいアルバムを、いやいやいやいや、あきらめてしまわず、ペンディングせず、このタイミングで完成させましょう、やるったらもうやりましょう!と夏の終わりにやさしく鞭を連打していただきまして、これはもう駆け抜けるしかない、いや、というより僕自身が駆け抜けたい、新しいアルバムを完成させてみんなに聴いてもらいたい、ぼかあやるったらやる!と、決意だけならナカヤンでもできるでお馴染みの決意をしまして、日々ひたすら制作にまい進しておりました。

そして、つい先週、ロクセンチの4枚目となるフルアルバム「Rag & Safety blanket」がおかげさまで無事マスターアップしました。感謝!

&で繋がるアルバムタイトルのうち、Ragとはぬいぐるみのことです。手編みのものなどを特にそう呼ぶそうですが、もうひとつ、ragtimeという軽快な音楽からもいただいてます。Safety blanketとは、安心を得るために小さな子供が離さず持っている毛布のことで、転じて子供に限らずそれがあると安心したり気持ちが落ち着いたりするもののことを言います。

右手にぬいぐるみを抱えて、左手に毛布をひきずって、それは一見するに幼児的な未熟さの象徴のようにも思えますが、ある意味完璧ともいえるその満ちた組み合わせはまた、ぼくらが大人になるにつれて置いてきたり忘れたり、棄てなければならなかったりしたものでもあります。

でも、大人になっても、安心や落ち着きを求める気持ちは子供の頃と変わらずあるように思います。むしろ物事をあれこれ知ってきたぶん、少し方向を変えて、その渇望は強くなっている気がします。

では大人にとってのRagとSafety blanketは。

ぼくはもう十数年、左手首に革の輪っかを2本つけています。つけるようになったきっかけは本当に些細なことで、当時ほんの短い間お世話になったおしゃれなスタッフに、これから曲がりなりにも人前に出るのだからもうちょっとおしゃれに気を使った方がいい、まずこれつけなさい、と出番前に現場でぶしつけに渡されたからです。ただそれだけで、おそらく当時皮の輪っかをつけるのが流行っていたんだと思います。

もしかしてぼくはこの人におしゃれにしてもらえるのかも、と夢想しつつそれをなんの気なく無理矢理ぐいと左手首に入れたが最後、24時間365日十数年着けたままです。はずれないので、お風呂で身体と一緒にこまめに洗わないといけなかったり面倒もあります。その後そのスタッフはすぐに退職してしまい、かくしてどうにもおしゃれになれなかったぼくですが、ずっと着けているうち、いつしかこの2本の輪っかにおしゃれではない、別の意味を次第に感じるようになってしまい、もはや外すも切るもなくなってしまいました。

次第に感じるようになってしまった別の意味、だなんて、書いててなんとも個人的でみっともなく恥ずかしいのですが、ぼくにとっては、今ではこれを着けてること自体が自分の音楽活動におけるRagとSafety blanketのような気がしています。

当時組んでいたたまご☆ピリというユニットが大人の事情でやむなく活動休止となり、周りの人たちの尽力によってソロとなりsugars、さらにはロクセンチとなっていく中で、困難の時には、しかしいつでも左手の2本の輪っかに原点があると思っていました。そしてそのロクセンチもいろんなことがありながらおかげさまで結成10年を越え、ぼくにとっての音楽そのものとなりつつあります。たまご☆ピリとロクセンチ、ぼくにとっての音楽の原点と音楽そのもの、その2本の象徴を左手につけているような感覚です。

とても頑丈な革とはいえ、もう十数年経っているので、何かの拍子にちぎれてしまうこともあるかもしれません。しかし、それまでは着け続けていると思います。

ぼくと同じように何か身につけるもの、指輪やピアスなどがRag&Safety blanketとなっている方もいらっしゃると思います。また、カバンの中に常に入れているものや、家に飾ってある絵などがそうだという方もいらっしゃると思います。

また、人によっては物ではなく、その人の仕事かもしれません。趣味やライフワークの人もいると思います。さらに、物事ではなく、家族や友人、恋人の存在自体がRag&Safety blanketだという人もきっと多いと思います。

やっかいなのは、これら大人のRag&Safety blanketは、時として思いがけず安心や落ち着き以外の、むしろ逆に近い感情も呼び起こしてしまうことがあることですが、とはいえ、人は自分にとっての何かしらのRag&Safety blanketを探し、それぞれ大事に抱えているのでは、と思います。

そして、ぼくらにとってのそれはまさしく音楽です。そのことについては、ぼくが書くより前にみなさんの方がよく知っていると思います。

一般的には、音楽でいうところの安心や落ち着きというと、イージーリスニング(よくしらない)とか、スローテンポでやさしいものをイメージしがちですが、人にはそれぞれ日々の暮らしと趣味嗜好があるもんだな、なのでありまして、中には激しい音楽やバカバカしく元気なもの、思わず踊りたくなってくるようなものを聴く方が、かえって心が落ち着いたりする人もいたりします。また、その時々の自分によってフィットする楽曲が違ったりもすると思います。

ロクセンチの4枚目のアルバム「Rag & Safety blanket」はロクセンチの音楽性をこれまでになく幅広く収録することが出来ました。もともとルーツミュージックを積極的に取り入れていくタイプのバンドだと自認しておりますが、今回はアルバムタイトルのラグタイムはもちろんフォークにロックにサンバにディスコまで、もう両手いっぱいであります。そして、そのどれもが、しっかりロクセンチです。

フルアルバムをCDでリリースすること自体の是非がミーティングされるほど、時代は移り変わっていってる中で、アルバムコンセプトを重視し、CD盤のみのボーナストラック含めて全14曲、今回は結果的にまるで逆方向に舵を取った格好になりましたが、4枚目のアルバムにしてこのようなことがやらせてもらえて、とてもうれしい気持ちです。

ぜひ一度はアルバムを頭から通してそのまま聴いてもらえたら、61分の小旅行を楽しんでもらえたら嬉しいです。あとはご自身のお気に入り、RagやSafety blanketを選んでもらったり、煮ても焼いてもおすきにどうぞ。

手にしてくれた方のRag & Safety blanketとして、このアルバムが長くお側にいさせてもらえたら、それがなによりのしあわせです。

先述のとおり、レコーディングには約1年を要しました。毎度のことではありますが、今作も心身ともにのたうち回りながらの道程でした。特に終盤の追い込みは熾烈で、朝起きる、音楽、ご飯、音楽、寝る、のパターンが、そのうち寝食を省いて、起きる、音楽、音楽、音楽、ご飯、音楽、音楽、音楽、音楽、落ちる、また音楽、となっていきました。「健康と平和」の歌詞中に、よく食べよく寝てよく休みましょう、とありまして、ときに解熱剤を服用してのレコーディングだったので、ああ、なんて実感こもるんだ!と思いましたが、その間常に支えてくれたスタッフの皆様、尽力いただいたミュージシャン、エンジニアの皆様のおかげで、なんとも元気なアルバムが無事生まれました。心より感謝いたします。

そして、待っていてくれたみなさん、ほんとうにありがとうです!

ええと、おかげで、ほんとにでます!



約3年ぶりとなるロクセンチ new album 「Rag & Safety blanket」は全14曲(ボーナストラック含む)¥2500 + 税 (なので今のところ¥2700)で来年2015年2月18日発売予定です。来年の発売に向けて、追って詳細はHPにアップいたします。



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ロクセンチ 4th album 「Rag & Safety blanket」 収録曲

1 Having a good time
2 もぐりこみたい
3 GROOVE STAR
4 引越しの歌
5 健康と平和
6 すきになったら
7 I Love You
8 Break time Rag
9 月夜のサンビスタ
10 ほくろのかみさま
11 灯火たち
12 オルゴール
13 歩きだせよ
14 レーズンとパン(CD盤のみのボーナストラック)

うう、言いたい、今だけ言わせてください、のちのち気づいたら消しとくのでどうかご勘弁を。このアルバム、ロクセンチの、みんなとぼくの、マスターピースです!なける、そういうの、できた!

ええと、リリース前にいち早く「Rag & Safety blanket」の世界にお連れする、Rag & Safety blanket超先行発売ワンマンライブツアーがまもなく始まります。

ぼかあワンマンライブってだけでも俄然うれしいのに、今回はそんなわけでロクセンチNEW ALBUMの超先行販売もご来場の方にさせていただきますよ。

年内はなんともう来週(!)12月13日(土)東京 下北沢440。まさに工場直送の出来たてがなんとギリギリ間に合います。2014総まとめワンマンライブです。

そして年明けて1月10日(土)、2015年のロクはじめは大阪 南堀江 knave。さらに1月31日(土)愛知 犬山 swan’s cafeと続きます。ご来場のみなさんにほかほかの「Rag & Safety blanket」を発売に先駆けて手に入れていただきたい!と思います。

新しい曲はもちろん、この3年あまりの間にすっかりお馴染みとなった「Rag & Safety blanket」たち、季節ならではの曲なども揃えて、ワンマンライブだもの、たっぷりほくほくライブをお届けします。どうぞぜひお越しくださいな!ご予約、詳細はliveページにて。お問い合わせはフォームよりどうぞ。

そしてFMカオンにて毎週火曜日24:00〜放送中のロクセンチの音楽番組「かはたしなレバ」では、さっそくこの「Rag & Safety blanket 」を順次on air スタートさせています。PCサイマル放送ほかスマホアプリなどでもお聴きいただけます。どうぞお聴き逃しなく!

完全復調いたしまして、もう、ライブが楽しみで仕方ないです。いっぱい歌っていっぱい話して、みんなと一緒にたのしみたいです。うずうず。

では、お会いできる日を楽しみに。

お身体気をつけて、すこやかに。

2014年10月9日(木)

おしごとおわりのうた試聴


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数日前のこと、終わらない仕事に焦りと疲れがピークに達しようとしたときに、いきなり頭の中でループしはじめたというやっかいな歌を、今回の「つれづれなるままに歌ぐらし」に収録するため、出来るだけ頭の中で鳴っていた雰囲気に近い感じのアレンジで録音してみました。フルサイズではアカペラコーラスから徐々に楽器が増えていきます。たのしくゆかいでちょっと心配な感じがソロ感の濃さとあいまってなかなかのプライベート音源となっております。

Twitterはじめてなかったら、本来はこういうのはそそくさと封印していたと思います。前回の「きみを待っている間」同様、帰り道やお風呂などでたらめなメロディをなんとなくうたったりしたことある方は、なんか既視感(既聴感?)のようなものがあるのではないかと思います。

まだ現時点で仮ミックスの試聴なので聴きづらかったり、あっという間だったりしますゆえ、あらかじめご了承下さい。

あと、おしごとおわりのうたなので、くれぐれもお仕事など用事が終わってからお聴き下さいな。ばかばかしくも本人いたって真面目に、帰り道にきいてもらえたらいいなあと思ってつくっております。

◇バーの左のくろい三角を押したり、ない場合は色違いの文字からダウンロードしたりしてくださいな。(期間限定となります。)

おしごとおわりのうた.mp3試聴

この「おしごとおわりのうた」ほか「グットモーニン」「言えないの」「きみを待っている間 (完全版)」収録の全4曲収録の中原明彦ソロデモ音源「つれづれなるままに歌ぐらし」はしあさって10月12日(日)吉祥寺曼荼羅での「ひとりナカヤン2014」東京編にて特典プレゼントいたします。

秋の夜長をしっとりじっくりうたいたいと思っておりますゆえ、ぜひお越し下さいな。曲のリクエストを下さったみなさん、どうもありがとうです。明日のリハーサル前、お昼ぐらいまでにいただいたリストからあれこれ組み立てたいと思っておりますので、これをうたってほしいというのがあればそれまでに、どうぞよろしくです!ライブ詳細はLIVEページをご覧くださいな!わくわく!

お仕事おわりの方はおつかれさまでした。実はまだこれからの方、どうもおつかれさまです。

2014年10月6日(月)

ワカザイルと鼻声三太夫

真夜中、東京は台風の影響で雨足が強まってきているのですが、なんだか疲れた身体にはポタポタと落ちる雨の音が心地よく聴こえてきます。しばらくはこのまま何もせずおだやかに雨の音に身をゆだねていたい、と思って、これを書くためのページを開いたまま、ソファに座ってぼーっとしていました。

ぼくはどちらかというと普段からぼーっとしてるように思われがちですが、そしてそのうち半分くらいは本当にただぼーっとしてるのですが、そんな人間にも、こんなときにあらためてひとときぼーっとするきもちよさは平等にやってきてくれるのであります。かたじけない。おふろにも入らずぼーっとなにもしない♪

が、先ほどついに雷がごろっとひと鳴りしはじめたので、この永遠をあきらめまして、せめてこの気分の仕上げにとハイ・ファイセットを目を閉じて何曲か聴いて、ただいまようやく粛々と書きはじめた次第であります。どうも、結成された年度の岡山産ニホンナカヤンです。台風直撃する地域の方々、くれぐれもお気をつけくださいな。

ええと、まずは10月4日「ロクセンチはラブハンドルズがおすき」にお越しいただいたみなさん、ありがとうございました!

お迎えしたのが6度目、ということはなんと6年連続このおすきシリーズに参加してくれているわけであります。今ではすっかりご好評いただけるようになったこの秋の濃厚シリーズ、毎年当たり前のように賑やかにやれてこれているのは、あのアーニーとバートのような陽気なお二人が、無茶なお願いやチャレンジを快諾してくれているから、そして、それを一緒に楽しんでくれるみんながいてくれるからであります。感謝!

今年の「ラブハンドルズがおすき」は、あろうことかダンスがテーマでした。界隈ではおそらく最も縁遠いところのカテゴリーに属しているであろう、キャリアも中堅でライブスタイルも落ち着いてきたはずの、そもそもダンスど素人のこのふた組が、なぜ今ダンスだったのか、今をもってもその理由を言葉では言い表せません。

ぼく自身、ライブを観に行っても拍手以外はほとんど身じろぎもせず、歌の世界に没頭させてもらいながら聴くのが好きなタイプなので、手拍子すらままならないことも往々にしてあります。

ましてやあれこれ覚えて一緒にダンス踊ろう!オープンマインド!なんて言われた日には、ちょっともう周りの方に悪いから目線を合わせないようにしてサッと席を立つべきかどうか迷うくらいです。

いやあの、おとなしくしていてなんにもリアクションとれてないから、もしかしたらつまらなそうに見えるかもしれないけれど、その実こっちは心の中では密かにすっごく興奮してるしすっごく感動してるんです!鼻のあたりがツーンとしてるんです!協調性なくてごめんなさい!も、もうやっぱりぼくしばらく来ませんからワー!…と走って逃げ出すような自分が、まさか客席にダンスを促すなんて、果たしてそれどうなんだ?という葛藤さえありました。

「月夜のサンビスタ」というサンバもどきの曲が生まれていなかったら、そんなわけできっと打ち合わせの段階でなんとか止めようとしたんじゃないかと思います。

サンバのリズムに音楽的な興味はあったものの、ふとしたときに夜道でぬるるっとひとときに生まれてきた曲だったこともあり、当初は内心半信半疑というか、まずおためしくださいといった気持ちでリハーサルに入りました。これがことのほか楽しんでアレンジし演奏してくれてたので、ライブでも、もしかするともしかするのかなもしかして!?と思ったのであります。 そして。ダンスを知らな過ぎて、加えて身体も固過ぎて、およそ踊りとは言い難いフラつきのような動きをこの曲でしてしまったときに、しかし、ポツリと頭に水滴が落ちて来たような、あれ?なんだこれ?気持ちわるいけど気持ちいい?といった不思議な感覚が芽生えました。

なんだろ?これなんだろ?もう一回確かめてみたい、とライブのセットリストに加えるたびに、うっすらおぼろげにこの「月夜のサンビスタ」の楽しさがぼくに全貌を表しはじめてきたのです。

これがのちに「世界ダンスってどへたでも全然楽しいよ機構(WDO)」の統括責任者となることになるぼくの、ダンスの目覚めであります。いわゆる「リズムに乗ってみんなと一緒に思いっきり身体を動かすって、たのしい!のか!?も、もしかして!?え?みんなは知ってたの!?」発言です。あれよあれよという間にこの曲はライブで頭角を表していきました。

そこで、今回のダンスにあたっても、新曲「きみはGroove Star(仮)」を用意しました。既存のダンスの優れた名曲は世にあまたありますが、名曲に合わせるとなると上手に踊らないと曲に気おくれしてしまいそうなのと、ラブハンドルズ溝ちゃんがディスコチューンの場合どんなふうにギターを弾くのか目の当たりにできるいい機会!ほほほ!と。(最高にカッコよかった!ので、レコーディングの際には、のお願いを早々にしましたよ。ほほほ!)

おすきシリーズは大変なぶんだけ笑顔や達成感も大きいということをもうこの6年で知っているロクセンドルズの皆は、スタジオでのダンス練習でも喧々諤々(けんけんがくがく)ど真剣でした。やったことないのだもの、しかもクイズ!年の差なんてでいうところのアダルトチームだもの、ぼくを筆頭におしなべてひどいありさまでしたが、燃える8つの瞳はそれでも汗を拭く間を惜しんだのであります。


本番は、おかげさまで最高でした。


残念ながら来られなかったみなさんに誤解のないよう、ステージ上で繰り広げられたダンスはどうだったというと、ぼくを筆頭に決して上手いものではなかった。もう少しはっきり言うと、これじゃやはり今回の文化祭も出演あきらめた方がいいな、恥かくもんな、くらいの出来でした。でも、下北沢440というアコースティックな会場があの夜ひとときだけ、ダンスホールになりました。ダンスホールなんて行ったこともないし、今もまだあるのかどうかすらしらないけれど、そこは確かにみんなが踊るダンスホール440でした。

ダンスは理屈じゃないんです、とその昔番組で知り合ったダンサーの先生が生徒たちに言ってるのを聞いて、わかるー、けど、踊れなくてダンスを怖がってるぼくのような人にとって、その言葉はまぶし過ぎてめまいがしちゃう!と思ったことを思い出しました。

でも、先生の言ったその通りだっだな、と思いました。

ダンスホールになりました、で?どういうこと?と思われている方がもしいたら、その方がなるべくめまいをおこさないように、またしてもこんなふうに長々書いちゃいましたが、本当は、ダンスは理屈じゃなかったっす。ただ、たのしかったっす。

若ちゃんのソロダンスコーナー途中、急に若ちゃんはぼくにチューチュートレインの例のあの有名すぎて素人がやっちゃうと絶対アレする風車回転ダンスを身振りで手振りでアドリブ要求してきました。おれの後ろで回ってくれ、と。

それ!

それ、打ち合わせで最初に若ちゃんが「ダンスは?」って思いつきで言ったときに、ぼくがまんまと悪ノリして、「いいねダンス!じゃあこう若ちゃんと回ってふたりエグザイルやろう!そしたらライブ完璧に盛り上がる!」って言ったら、場がサラッとしらけた、やったらダメな案のやつじゃんか!まともに聞いてちゃダメなやつじゃんか!


…その、ワカザイルとナカザイルの回転が、この日のハイライトのひとつ。恐るべきワカザイルの本番力!


セッションタイムのおバカな悪ふざけのためのみんなとのダンス練習を、ホストバンドじゃないのに自分たちの時間を割いてまで勝手にどんどんたっぷりやってしまう、そんな気持ちを持ってライブに臨むバンド、実はグイグイ踊ることもできちゃうバンド、人を泣かせるバンド、それがラブハンドルズです。敬愛して止みません。

そのラブハンドルズの名誉のために念のため書き加えておきますが、つらつら書いたダンス以外の部分、名曲ラブソングをはじめ、音楽も最高にたのしくて、胸をふるわせてくれました。

来年のオファーはまだしてません。ふたりから、また面倒なことさせられるやつやーという記憶が薄れはじめたら。

写真がやまだブログの方にアップされています。これまでのライブ写真で見たことないポーズや表情になっているため、祭りのあと非常に恥ずかしいです。どうか見ないようにしてくださいな。


ライブ後の打ち上げで、いろちがいというバンドでうたっている坂田くんというイケメンを溝ちゃんから紹介してもらいました。物腰柔らかく丁寧な彼は、ずっと昔からこんなぼくを応援してくれていたそうで、まあということは実際はちょっと変わったところもある方なんだろうけど、うれしくて話を伺っていたら、だんだん話が濃くなってきて、十数年前にたしか有線のチャンネルでやらせてもらっていた「ナカヤンラジオ」とかいう、ぼくのまわりで確認できたリスナーが4、5人、うちひとりは須田さん(お世話になっていたスタッフの方)というなかなかアレな番組まで坂田くんは細かくチェックしてくれていたらしく、放送内容についての思い出を語ってくれました。

当時何をしゃべっていたかあまり覚えてないのですが、たぶん花粉症かなにかに悩まされている時期だったのか、番組冒頭の自己紹介あいさつでいきなり

「どうも、鼻声三太夫です。」

と言ったそうで、なにそれ!?誰?と思ったことをよく憶えているそうです。鼻声三太夫はねえ、鼻声なんだよ、とか言ってたそうです。一瞬頭がクラッとしましたが、まてよ、言ってること自体のわけのわからなさは今となにも変わってないな、となぜか誇らしい気持ちになりました。以前チョロっとこのナカ通だったかHPネットラジオロクラジだったかで話題になったことがあったような気もしますが、そもそもなんで偽名使ったの?鼻声がいやだったのかな。

他にもいろいろとぼくの忘れてるぼくの昔の濃い話をたくさんしてくれて、恥ずかしいやらうれしかったです。溝ちゃんとはこれまたぼくが溝ちゃんと仲良くなる前からの知り合いだそうで、不思議だねーと思うとともに、こんなに知っててくれてるということは万が一、ぼくは彼に何か悪い影響をあたえちゃってたりしてないだろうか、と不安になり、バンドのHPを拝見したら、シンプルであたたかいサウンドで、CMソングなども手掛けてらして、うれし恥ずかし取り越し苦労でした。

今週末の連休12日に吉祥寺曼荼羅でやらせていただく久しぶりの弾き語りソロワンマンライブ「ひとりナカヤン2014」では、そんなちょっと懐かしい曲たちをたくさん歌いたくなりました。すでにメールやツイッターでも曲のリクエストをありがたくいくつかいただいてまして、古すぎて覚えてなーい、とか言ってる場合じゃないので、いつもより多めに曲準備してのぞむ所存です。

CMソングも手がける期待のホープいろちがいの坂田くん、ちょっと心配でもある坂田くんも以前ストリートでカバーしてくれていたという満月(リクエストもいただいてますな)やグットモーニン(それアルバム未収録曲!いま一度、大丈夫か坂田くん!?)などもお送りする予定です。今後またグットモーニンをカバーする奇天烈な方があらわれないとも限らないと思ったので、そのため完全セルフレコーディングの気のままぬるっと制作弾き語りCDにオリジナルバージョン本家「グットモーニン」を収録しときます。ただ本家云々の話でいうと、「卒業写真」はハイ・ファイセットの方がなんとなく本家だとぼくは思っているので、そういう意味ではどうなるかはわかりませんな。これもおそらくは歌うんじゃなかろうかと思う「挑戦者」はセルフカバーさせてもらってる曲ですし、嫁に行った娘が盆に里帰りしたような感じと少し似たところがあるかも。

それはそれとして、その他にも新録音源多数収録します!

こないだたっちゃんが家に来たときに、まあまあちょこっと、なんてそそのかしてコーラスしてもらった元祖タンバリン曲「言えないの」、

宅配便が来るのを待っている手持ち無沙汰なときに小一時間でちょちょい思い浮かんで、即日録音後その日に前回のナカ通で期間限定公開しました「きみを待っている間(完全版)」、

やらなきゃならない作業が終わらなくていよいよ追いこまれた先週夜に急に頭の中をリピートしてきてしょうがないから簡易録音したアカペラ小唄「おしごとおわったわーいわい(仮)」

など、こう書くと確かにばかげてる、でも今回のダンス然り、ばかげてることはちゃんとやるで定評ある中原明彦の最新弾き語り音源「つれづれなるままに歌ぐらし」(いま決定!)は、10月12日(日)吉祥寺曼荼羅のライブにお越しいただいたみなさん全員のカバンにぎゅっと押し込ませていただきます。

11月23日(日)の京都SOLECAFEでのワンマンライブでも同様にぎゅっと押し込ませていただきますが、つれづれスタイルのため、収録曲が更新される場合がございますことを、あらかじめご了承くださいな。

こういった、ロクセンチよりもいろんな意味で濃くなっていくソロ活動の様子については先々週くらいから日々Twitterの個人アカウントで更新中です。

@nakayan6cm で探してみて下さいな。ほぼノーガードで思うままつぶやいているので炎上したりしてロクセンチに迷惑がかかるのをびびって、このHPにもロクセンチ公式アカウントともリンク繋げておりません。SNSの潮流にまったく乗れずびくびくしまくりつつのびのびやっておりますが、そんなわけでぜひゆるりと繋がっていただければ幸いです。手が空いてるときは、ロクセンチの音楽番組「かはたしなレバ」(FMカオン 毎週火曜24:00〜 再放送翌月曜23:30〜)のキキツツツイート(いま名付けました)もやっておりますゆえ、お供にどうぞ。

あともうちょっとだけ。昨日11月1日のロクセンチすきな人とやるライブシリーズ2014ファイナルにお迎えするクブクリンの野村太郎さんとお会いしまして、長時間にわたる打ち合わせに付き合っていただきました。

スマートな雰囲気だけど人間味あふれるキャラクターの持ち主で、気さくに音楽のこととかいろいろ話してくれました。好きなものとか共通点がとても多くてうれしかったです。初コラボレーションとは思えないこれまたリスキーだけど面白い企画も生まれました。詳しくは本日更新のロクラジにて。タローくんゲストにお迎えしてます。

日記を書いている間に寝て、起きてそのまままた書き続けてるうちに、東京は台風が過ぎて晴れ間がのぞきました。長々お付き合いありがとうでした。できれば近いうちにライブでおあいしましょ。どうぞそれまですこやかにおすごしください。
お、ライブ詳細、チケットご予約はLIVEページから、なるべくお早めにどうぞ!

2014年9月26日(金)

きみを待っている間

ぼくの作業場は自前しつらえではありますが防音吸音仕様になっていまして、そのせいもあって作業場にいて音を流しているとインターホンの音がまるで聞こえず、せっかく配達してもらった宅配便の荷物を受け取れなかったりします。

配達員の方に2度手間はおろか、時に3度手間をかけさせてしまう罪悪感。さらに言うと、今日受け取る荷物はそもそも自らが注文したヘッドホンの部品なので、贈り物以上に罪悪感がつのるのであります。

お昼くらいの再配達をお願いしていたので、一旦作業を止めて、戸を開けてインターホンの音が聞こえる状態でまだかなまだかなしていたのですが、まだかなまだかなしているうちに今度は気まぐれにまだかなの歌を作りはじめちゃいました。

こんなときばっかり小一時間ほどでさららとフルコーラス仕上がっちゃいまして、あら?さすがにちょっと遅いなあ、とポストを確認しに行ったところ、なんと不在通知が入っているではありませんか!ドバ!

曲に入りこんでいてインターホンが聞こえなかったのか、押そうとしたら戸が開いていたのでヘンな歌が玄関口まで聴こえて気味が悪かったのか、どちらにせよ大変申し訳ないことをしてしまいまして、再々配達の連絡をしつつ今度はもう玄関でスタンバイしていました。

しかし、さきほど書きたての曲は何の気なしにつくっていたので、譜面やらレコーダーやらに残しておらず、期せずして仕上がったのはいいとしてこのまま頭の中だけだとフルコーラスなんて忘れちゃいます。

これが出先だと人目を避けてボソボソと携帯に録音したりする苦労があるのですが、作業場なので簡易なdemoならMacに向かえばすぐに取り掛かれるのであります。当然すぐにでも録音したい!のでありますが、でも取り掛かっちゃうとまた集中するうちインターホンを聞き逃してしまい、同じ過ちを繰り返してしまうことになる!もうそれはダメ!と思いまして、仕方がないので玄関でさっき出来たばかりの曲「きみを待っている間」を繰り返し歌い続けていました。

10回くらいうたったころ、無事荷物を受け取ることができました。どなたか存じ上げませんが地域担当の配達員の方、この度は本当に何度もありがとうございました。玄関に近づくにつれ聞こえてくる歌声、きみはまだ来ない〜とかうたっててさぞ気持ち悪かったと思いますが、なにとぞ今後ともよろしくお願いいたします。

そのあと、届いた荷物でもってすぐにでもヘッドホンの修理をしたい気持ちを押さえて無事簡易demo録音もしました。録音しながらも思い募っていくヘッドホンの修理をしたい気持ちをモチーフに、こんどはそういう曲をつくろうかと思ったのであります。なんかおまえ楽しそうだな、であります。

休憩中の配達待ちとはいえ、せっかく出来た曲なので、若ちゃんに聞いてみてよければ10月4日のライブ「ラブハンドルズがおすき」のオープニングで一緒にうたえればいいなあと思ったのと、10月12日、11月23日のひとりナカヤンでも披露&音源プレゼントしたいと思いました。

それはそれで調整するとして、最近気まぐれではじめたTwitter(@nakayan6cm)でこの顛末をつぶやいていたところ嬉しいことに反応いただいたので、この際今日のお昼に出来たものをその夜にもう聴いてもらうというタイム感もいい!と思いまして、記録用の荒いdemoで恐縮ながら、文末にて聴いていただけるようにしました。ぜひ配達員の気持ちになって、うわっ感をお楽しみくださいな。ここから実際にご披露するまでには当然あれこれと手直しをすると思うので、ライブでその違いを楽しんでいただければ幸いです。

◇バーの左のくろい三角を押したり、ダウンロードしたりしてください。(期間限定となります。)

きみを待っている間(仮).mp3

きみを待っている間(仮)

きみを待っている間
ぼくはそわそわしてる
きみのことばっか考えて
ぼくがぼくじゃないみたい

oh loving こんな気持ちになるなんて
oh no my loving 焦らさないで 早く きてよ

きみを待っている間
なにも手につきやしない
きみはなんでまだ来ない?
しかたないのでsing a song

oh loving こんな気持ち今だけなのさ
oh no my loving 自惚れないで 早く きてよ

きみを待っている間
なにも手につきゃしない
それにしてもちょっと遅い
不安になるよ sing a song

きみを待っている間
ぼくはそわそわしてる
きみのことばっか考えて
ぼくがぼくじゃないみたい

不安になるよ sing a song


ラブハンドルズとのイベントもひとりナカヤンもどちらもとても待ち遠しいですな。お時間ある方ぜひお越しください。ひとりナカヤンにお越しいただいた方にプレゼントする特典CDはおおよそこれに毛が生えたくらいの素朴なものが数曲収録されたものになります。スカっとしない地味なのもいける方はライブとともにぜひ手に入れてくださいな。詳細ご予約はLIVEページにてよろしくです。

2014年9月22日(月)

グラノーラとTwitter

グラノーラってご存知ですか?とお伺いするまでもないくらい、昨今ブームも落ち着きを見せているらしいグラノーラを、このたび初めて食べてみました。ご存知でしょうかグラノーラ、きっかけはスーパーに並んでいるのが目に止まったからでありまして、言うまでもなく完全な気まぐれであります。

いやいや、ちょっと待った。まだ冒頭だけどちょっと待った。完全な気まぐれ?いやいや、それはちょっと違う。無意識に無骨な男をアピールしてる。スーパーに並んでいるのをよくわからずともまあよし喰ってみるかワシャシャシャとグラノーラのパッケージをむんずと鷲掴み、レジに向かうや否や、袋は要らぬし釣りも要らぬワシャシャシャと言い放ち、その場で即座にグラノーラの袋を雑に開いて、中身ギュッと握ってそのままボリボリ、ああ、まあ雷おこしみてえなもんだなワシャシャシャ、と食べ尽くし去っていく、そんな無骨な男をアピールしてしまっている。

実のところ気まぐれではない。グラノーラのこと、ぼくは確かに気になっていたのだ。ファミレスのメニューだったりなんだったりでチラチラと見知って、牛乳をかけたりヨーグルトと一緒に食べたりする、昔でいうところのコーンフレークのような食べ方をするものであること、なんか食物繊維とか豊富でヘルシー感のあること、そして、誤解をおそれずに書くところのいわゆる女子向け朝ご飯食品であること、を。

そうなのだ、正直に言うと、気にはなっていたけれど、これはサクサクと仕事を片付けるOLさんとかがサクサク食べるものなのではという偏見が邪魔してこれまで出会ってこなかった、けど、ふと、なんか手間いらずの朝ごはんにいいのでは、と思ったのだ。いや、むしろずっとそう思っていたのだ。

ぼくは朝ご飯にお米を食べることはまれで、ほとんどは食パンやロールパンなどを焼いたのとコーヒーで済ませます。ときにはそれがいただきもののクッキーやらバームクーヘン、マドレーヌなどになることも。

気まぐれにたまごとソーセージとスープを用意したりして、うん、うん!これだ!と納得してみることもありますが、まあ続いた試しがありません。あとは、せいぜいバナナとかくらい。

そんな簡易極まるものでも、しっかり朝ごはんを食べなさい教育をしてもらったので、朝は何かしらを口に入れる習慣がついています。聞くところ朝ごはん事情ってのは人によってまちまちで、もっときちんとバランスよく食べる方もいれば、まったく食べない方もこれがけっこういるそうです。

キャッキャ言いながら数年前にホームベーカリーを購入したころは焼きたてパンのおいしさに、うん、うん!これだ!となったのですが、日々の朝食とはなりませんでした。まれに焼きたてパン熱が再燃しては機械を引っ張り出してきて、パン用の小麦粉やらスキムミルクやらを揃えなおし、いく日か集中的に楽しんだあと、その材料のうちのどれかが切れるころには再ブームもおだやかに収束する、といったパターンであります。ヒト科、凝り性のくせ飽きっぽい属、ニホンナカヤンであります。

で、毎度話が長い、ええと、グラノーラであります。ネットで検索すればその成り立ちや歴史、おいしくなる小ワザなどきっとあると思います。が、そもそもニホンナカヤンは朝食の手間を惜しんだゆえにグラノーラを気まぐれに選択した、ことにしたいのでありまして、このたび過度のネット情報収集をやめまして、グラノーラの商品パッケージからのみ知れるところをあくまで無骨にお伝えします。

ええとなんだ、数種類のビタミン、鉄、カルシウムなどが摂取できて、食物繊維繊維も豊富、シリアルのサクサク食感とドライフルーツが忙しい朝においしい、だそうな。よくわからん、わからんがまああれだろ、よくドラッグストアで見かける健康食品お菓子たちと同じ方向性だろ。ようはカラダにいいってことだろワシャシャシャ。

で、ちょっとお買い得になっていたグラノーラとともにヨーグルトと牛乳も手に入れまして今朝食べてみました。これで手間いらずにバランスのとれた朝ごはんになるかな。これでぼくもサクサク仕事できるようになるかな。この間の締め切り少し遅れちゃったしな。

牛乳で食べたグラノーラのぼくの感想としては、うん、うん!これ、、、かも、であります。味はいい意味で予想範囲内の、なんか洒落てます、けどサクサクおいしい、コーンフレークとどう違うかと言われても、ちょっと同じでちょっと違う、といった印象です。が、まずもってなんといいますか、あっという間におなかいっぱいになりました。単に器によそった量が多かっただけかもしれませんが、シリアルが牛乳で膨らんだからなのか、いろんな種類の穀物の相乗効果なのか、ともかくおなかいっぱいになりました。物足りないのではと思っていたくらいなので、これはいいかも、と思いました。

そして次に、牛乳に浸してしばらくしてもサクサク感がふやけてにゅるにゅる感にならず、独自のうどんのコシのような食感になっていくのもいいと思いました。ここはコーンフレークと違うところですな。

にゅるにゅる感、それは時に魅力的でありながら、やはりシリアルの食感の醍醐味はサクサク。いやいや、コーンフレークも、あの、あんかけかた焼きそばの麺のかたい部分とふやけた部分両方一緒に食べたときの食感が魅力的なのと同じことが言える、サクサクとにゅるにゅるのダブル食感がいいのだ、というそれ、それはわかる、わかるがしかし、コーンフレークの場合、そのダブル食感が難しい。なんか急いで食べたらずっとサクサクだし、かといってちょっと気を抜くと全体がにゅるにゅるになってしまう。

つまりだ、牛乳にコーンフレークは、サクサクとにゅるにゅるを同時に味わえるホットタイム、マジックアワーが非常に短いのだ。その理由は明白だワトソンくん!、コーンフレークは、食べるときすでに全体が牛乳にひ•た•ひ•た•だ•か•らだ!」

ワトソン : 「え!?どういうことですかホームズ先生!ひたひたという意味ではあんかけ焼きそばもすでにあんがかかっていてひたひたじゃないですか!?なのになんであんかけ焼きそばはサクサクにゅるにゅるのダブル食感が味わえてコーンフレークでは味わえないんですか!?」

ホームズ : 「そこだよワトソンくん、ぼくは今回ついに、その謎にたどり着くことができた、いいかね、ポイントは器だったんだ。」

ワトソン : 「う、器!?」

ホームズ : 「そうだ、器だ。ワトソンくんはコーンフレークと牛乳で朝食にする際、それを何に入れる?」

ワトソン : 「コーンフレークの器?、ええっと、普段はなんか小さなサラダボウルのようなお椀を使ってますね、ほんとはコーンフレークのパッケージとかにもあるような、お皿とお椀の中間のような底の深さのある器がいいんだけどウチにはなくて、かわりにそれを使ってますが。」

ホームズ : 「ほうさすがワトソンくん、よく気づいたね、そうなんだ、本当はコーンフレークはコーンフレークを食べるにふさわしい形の器、皿でもなくてお腕でもない、ちょうどその中間くらいの底深のもので食べてはじめて、牛乳とコーンフレークが織りなす奇跡のダブル食感が味わえるものなんだ。ひたひた部分と浸ってない部分が器の中に生まれるからね。しかし•••。」

ワトソン : 「は!ま、まさか先生!?」

ホームズ : 「そう!そんなお皿とお椀の中間のような器なんて、コーンフレークを食べるための器なんて、ふ•つ•う•な•か•な•か•家•に•な•い•んだ!」

ワトソン : 「そ、そうか!それで僕は小さいサラダボウルのような器を代用にしてそれにコーンフレークと牛乳を入れた。その結果、器内全体がひたひた部分となってしまったんだ•••。」

ホームズ : 「かなしい事件だったね、しかしこれは必然だった。朝ごはんをあれこれ手間を惜しまずつくるような人はそれに応じて食器のラインナップも豊富にそろえるだろうけど、それに比べ料理をお手軽に済まそう、コーンフレークで朝食ささっと済ましちゃおうというような人は必然的に食器のラインナップが乏しくなる傾向があるんだ!」

ワトソン : 「え?そうなんですか•••。」

ホームズ : 「そうだ、だいいち僕がそうだ。」

ワトソン : 「あ!でも、それなら牛乳を一気に入れちゃうのではなく、調整してその都度注ぎ足しながら食べれば、上の方までヒタヒタにならずダブル食感が楽しめるんじゃないでしょうか?」

ホームズ : 「そのとおりだワトソンくん。しかしだ、結局は同じ結論となってしまう。きみにひとつ尋ねよう、調整しながらその都度牛乳を継ぎ足すようなことを、そもそも朝食ささっと済ましちゃおうと思ってる僕らは•••?」

ワトソン : 「•••めんどくさくてしない!!そ、そうか、そうだったのか•••。あ、でも先生、じゃあなんであんかけかた焼きそばはウチでつくってもダブル食感が味わえるんですか?」

ホームズ : 「きみの中ではもう、答えは出ているんじゃないかな。あんかけかた焼きそばは、それ専用の器によそらずとも、あくまで一般的なお皿に盛り付ければなんとかなるからなんだ。お皿のはじっこのほうにまだあんのかかっていないパリパリ部分が出来るのさ。お皿でいい理由はそう、とろみ、水溶き片栗粉、だね。」

ワトソン : 「いやあさすがは先生!わかりました!まずぼくはコーンフレークを食べる用の、お皿でもなくお椀でもないなんか中間くらいの器を買ってきますね!」

ホームズ : 「待ちたまえ!そうする必要はない!」

ワトソン : 「ええ!?なんで?器がポイントって先生がおっしゃったんですよ?」

ホームズ : 「ふふふ、おかしな人だなきみは。もう一度きみに聞こう、めんどくさがりな僕らががわざわざ器を買いにいくなんて•••?」

ふたり : 「•••めんどくさい!!」

•••••• ええと、長くなりましたが、そんなお二人とぼくには、なんか適当なお椀に入れて全体がひたひたになっていてもそれはそれで食感が保たれているグラノーラがいいと思いました。ただひとつ問題があって、それは、毎日食べてるとすぐ飽きちゃいそう、であります。おなかいっぱいになっちゃったのでヨーグルトに和えるバージョンは明日ためしてみようと思います。あらためてどうも、ヒト科 凝り性のくせに飽きっぽい属 ニホンナカヤンであります。

そんなぼくですが今さらになってTwitterの個人アカウントをひっそり持ちました。理由は今日グラノーラのことをその瞬間つらつらとつぶやきたくなったけれど、公式アカウントでやるとステルスマーケティングになりかねないかもと思ったのと、その他もろもろです。

いつやめちゃうかもしれない緩いおためしです。ロクセンチに関係なかったり関係あったり、ごく個人的で普通で独特なつぶやきが主となると思いますゆえ、あらかじめご了承いただけるのであれば、フォローも覗き見もしてくださいな。などといいつつしかし、現状アカウントがどうとか基本的なことがまるでわかっていないため、ここにリンクすら貼れません。名前のnakahara akihikoを漢字にすることすらよくわかりません。あと、空気感とかもよくわかってません。見事にSNSに置いてけぼりなのでありまして、よくご存知の方は助けてやると思ってどうぞお手柔らかにご教授下さいな。

@nakayan6cmってのがそうなのかな。ちがうのかな。まあおそらくそのあたり、ロクセンチやらグラノーラやらで検索したら出てくるのではと思いますので、お時間あるときにでも探してみてくださいな。そのうちやり方など教えてもらってお知らせできればと思います。

また、個人アカウントなのでフォローもリツイートも返信もブロックさえも思うままします。当面あれこれ間違えちゃうかもしれないけれど、炎上しないよう、フォロワーが100万人になるようびくびくがんばります。ランニングなう、ばかりだったらごめんよう。

さて9月も下旬に差し掛かってきたということは、そろそろラブハンドルズがおすきのあれやこれやをまとめねばならない時期ですな。10月4日(土)に東京下北沢440にてロクセンチとラブハンドルズの2マンライブイベント「ロクセンチはラブハンドルズがおすき」が開催されます。愛して止まないバンドが今回はフルバンドセットで参戦してくれるそうで、いちファンとしてとても楽しみです。

また、やり尽くしたコラボレーションの向こう側、ということで今回はラブハンドルズのお二人とご来場のみなさんと一緒にダンスを踊ろうという闇雲過ぎる企画がそのまま目をつぶって進行中です。

ダンスダンス言ってますが、あくまでライブはライブですから、音楽をやりますよ〜などとロクラジで再三話してるのがかえってあやしいです。ですが、すっかりお気に入りの「月夜のサンビスタ」も含め、当日会場だから味わえることをライブではよりやっていきたいなあと思っています。いくつになってもこんなふうにフルスロットルでみんなと一緒に音を楽しめて、つくづくぼかあしあわせです。お時間ある方、最近ちょっとあれだな、という方はぜひ10月4日(土)下北沢440へ。素敵な音楽と、大人がばかやってるのに一緒にゆるっと混ざってくださいな。詳細ご予約はLIVEページからどうぞ。

わくわく、いそいそ。