rock-senti presents『そこにピアノがあるのなら』。タイトル通り曼荼羅のステージには年季の入ったグランドピアノが鎮座していました。
サウンドチェックに入る時、白髭の仙人の風貌をしたおじいさんがピアノ弦の間からにゅうっと出てきて、「さあ、山田よ、思う存分歌を聴かせなさい。」なんて諭されるような、そうでないような。
とにかく今日1日付き合っていただく曼荼羅のピアノにイベントの成功を誓い、気合を入れました。
お迎えした北清水雄太さん、野村太郎さん、mogmoco、そしてナカヤンも、ともかくも素晴らしい歌をうたうことは間違いないわけで、それ以上に気持ち良く楽しみながらうたってもらえることだけを考えてステージに臨みました。
演奏中は、このご縁に感謝しつつ、「やっぱりこの人たちは偉大だぁ」としみじみしながら弾くことになりました。
いやー、想像を超えて楽しいイベントになりました。
満員御礼!
お越しいただいた皆さん、ありがとうございました!
それぞれのセットリストを挟みつつ、レポートしたいと思います。
最初に登場したのはmogmocoです。
mogmoco セットリスト
1 やつらの足音のバラード[by かまやつ ひろし]
2 Cabret[ミュージカル Cabretより]〜 I move on[ミュージカル Chicago(シカゴ)より]メドレー
3 His eyes on the sparrow[Gospel music]
4 What a wonderful world[by Louis Armstrong]
5 Mercy, Mercy, Mercy[by Cannonball Adderley Quintet]
ロクセンチのアルバムにはずっと彼女達の声が録音されてきました。
私個人としては古くから友人として、音楽の先輩として長年お付き合いさせていただいていて、いつか一緒にイベントができたらと、ずっと思っていました。今回念願叶いました!笑いあり、しっとりもあり、かっこいいもありのステージング、圧倒的なボーカルとハーモニー。さすがでした。
すっかり会場があたたまったところで、野村太郎さんのステージが始まりました。
野村太郎セットリスト
1 Raindrops Keep Falling On My Head[by B. J. Thomas]
2 She[by Elvis Costello]
3 恋人よ[by 五輪真弓]
4 LOVE LOVE LOVE[by Dreams Come True](with mogmoco , 中原明彦)
5 遥かなる道の途中で(with 中原明彦)
6 歩道
あらためてすごいセットリストです。60年代のアメリカンポップスから始まって、男の色気を存分に味わってからの昭和歌謡最高峰へ、そして出演者たちをコーラス隊に迎えて大スケールでお届けしてから、じっくりとオリジナルのバラード。
ボーカリストとしての幅広さに、脱帽です。太郎さんの伸びやかな歌声に酔いしれました。
少しの休憩を挟んで、後半ステージは北清水雄太さんのステージから。サスケが再結成するまでソロで活動していた頃の楽曲やナカヤンとの共作曲を含めて、心の込もった歌を聴かせてくれました。
北清水雄太(fromサスケ)セットリスト
1 ベイビーアイラブユー
2 どんなときも。[by 槇原敬之]
3 because(仮)(with 中原明彦)
4 泣き虫ボクサー(with 中原明彦)
5 カイト
「ベイビーアイラブユー」は2011年にロクセンチがレコーディングのお手伝いをさせていただいた曲で、当時のことを思い出して、ジーンときてしまいました。そしてみんなでうたった「どんなときも。」は心ウキウキ。ナカヤンとの共作2曲は2008年作と2016年作。2人のシンガーソングライターの思いに胸が熱くなりました。
そして最後は中原明彦(fromロクセンチ)。ロクセンチの最新曲からカバー曲、さらには出演者全員とそれぞれのコラボレーションもあり、贅沢なハーモニーにワクワクしました。
中原明彦(fromロクセンチ)セットリスト
1 ソラシドレ
2 missing[by 久保田 利伸]
3 食べさせタイ
4 すきになったら(with mogmoco)
5 健康と平和(with 野村太郎, mogmoco)
6 まぼろしの歌うたい(with 北清水雄太)
最後は全員集合、mogmoco主導で会場を盛り上げてくれました。
お腹痛くなるほどに笑ってうたいました。ジョーイ!!
Session Joy To The World [by Three Dog Night]
出演者の方々や、お越しいただいたみなさんにご好評をいただきまして、
とても嬉しかったです。またいつか、いいタイミングを見計らって企画できたらなと思っています。
さあて、ここからは今春から始まった新しいシリーズや、ロクセンチデビュー11周年にまつわるワンマンライブがドンデンダン!と決まっておりまして、またみなさんと盛り上がりたいと、そう思っております。ぜひお付き合いくださいね!
【ライブ情報】
■2017年5月6日(土)・7日(日)@東京 南青山MANDALA
ノジマケンジとロクセンチの 言と音(こととね)諳(そら)の物語
『ケロのソラシドレ #2』
Act:野島健児 / ロクセンチ
■2017年5月13日(土)@大阪 心斎橋 LIVE bar 酔夏男
rock-senti 11th Anniversary
ロクセンチワンマンライブ『うた・ピアノ・ギター・うた』
Act:ロクセンチ
■2017年5月14日(日)@
愛知 犬山 swan’s cafe
rock-senti 11th Anniversary
ロクセンチワンマンライブ『11周年がまたもや待ちきれない』
Act:ロクセンチ
■2017年6月10日(土)@東京 下北沢440
rock-senti 11th Anniversary
ロクセンチワンマンライブ『響かせタイ』
Act:ロクセンチ
◇詳細はライブページをご覧ください。