Rock-Senti ロクセンチ

「そこにピアノがあるのなら2019春」@曼荼羅

ロクセンチのピアノ担当、山田がお贈りするピアノと歌の大人な企画、「そこにピアノがあるのなら」。
すてきなボーカリスト4組をお迎えし、全ステージ山田のピアノ伴奏のみでお届けするという、シンプルかつ大人な雰囲気のイベントを開催しました。
会場の曼荼羅は満員御礼、見づらい方もいらっしゃったと思います。それでも最後まで楽しんでくださったみなさん、本当にありがとうございました!
この企画をはじめて企てたのは2年前、曼荼羅のグランドピアノは引っ張り出された上にその老体にムチを打たれながら一緒に頑張ってくれました。今回も最後まで拙いわたしについてきてくれた曼荼羅のピアノにも感謝しています。
そしてわたしの誘いに二つ返事で出演を快諾してくれる共演者のみなさんにはコラボレーションやセッション、はじめて挑戦するジャズスタンダード、いろいろ準備がある中、取り組んでもらいましてとても頼もしく、嬉しかった。

mogmoco

ロクセンチのアルバム制作にはなくんてはならない存在で、これまで発表してきた音源にはmogomocoの声がいつも録音されてきました。中原さんのメインボーカルにコーラスをのせてくれるのが常でしたが、今回のステージでは1曲目「The Rose」で後半、Yukoさんがメインを歌い、mogmocoがコーラスを担当するという、女性3声の美しく力強いハーモニーを浴びることができました。これはうれしかった!すてきだった!
ジャズスタンダードもゴスペルも最後までさすがの実力、MCでは会場を沸かせ、歌えばじんわりと感動をくれました。

1.The Rose (with Yuko)
2.Running wild
3.初めてのチュウ
4.His eye on the sparrow
5.Sunny side on the street

野村太郎

伸びやかですかっとするボーカルの太郎さんは、2年前のはじめての「そこにピアノがあるのなら」に出演いただいたときから何度か「またあの企画やらないんですか!」とうれしい声をかけてくれていました。さて今回ははじめてジャズスタンダードに挑戦するということで、「come fly with me」を選曲し、フランク・シナトラを完全に体に入れて臨んでくれてました。"フランク・シナ太郎"というステージネームもできまして、かっこよかったし、大人な男の色気がありました。しめくくりは自身のオリジナル曲「道」。太郎さんの素直で熱い声はきっと会場のみんなのこころにまっすぐに届きました。

1.come fly with me
2.はじまりはいつも雨
3.Don't worry be happy (with Yuko)
4.そっとしておいて
5.道

Yuko

昨年の秋にはじめてYukoさんのステージを観させていただいたとき、ああこの方のピアノを弾いてみたいと思っい、声をかけさせてもらいました。身体全体で楽曲を表現する力や背筋のピンと伸びた立ち姿に憧れたのです。
今回のステージではそのYukoさんの表現の幅を体感することができる選曲になり、ピアノアレンジは悩みながら取り組みとても楽しかったです。そして本番、リハーサルで見せないYukoさんの艶やかな表現がぐぐぐっと出てきて演奏しているわたしもゾクッとする場面が何度もありました。幅と奥行き、まだまだYukoさんの魅力を知りたいなとおもいました。

1.桜色舞うころ
2.桜と蕾
3.I Got Rhythm
4.EDEN(with 中原明彦)
5.ビオラ

中原明彦(from ロクセンチ)

ロクセンチとしていつも一緒にやっているナカヤンですが、この企画に関しては感覚が違います。ロクセンチのオリジナル楽曲、カバー曲関係なく、メンバーではなく、いちボーカリスト、いちピアニストして対峙することが新鮮であったりします。コラボレーションではmogmocoに入ってもらい。重厚なコーラスをバックに「すきになったら」を演奏しました。音源には彼女たちのソウルフルなコーラスが入っていて、いつもに増してオリジナルバージョンでお届けできたのは胸アツでした。

1.バラードをうたわせて
2.Lullaby Of Birdland
3.すきになったら(with mogmoco)
4.カルアミルク
5.Songwriter

全員セッション Joy To The World

「Joy To The World」はmogomocoのmocoさん先導のもと、出演者、会場のみんなが一丸となってうたって、心躍るすばらしいセッションでした。盛り上がった!最高でした!

わたしはあいかわらずの未熟なピアノでありましたが、みなさんに助けられながら、一緒になって楽しむことができました。また、この先いつかやれたらいいなと思っています。
お越しいただたみなさん、ありがとうございました!

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