「ロクセンチはサスケがおすき」@下北沢440

ロクセンチすきなひととやるライブシリーズvol.22「ロクセンチはサスケがおすき」でした!
公私ともに長く、深いお付き合いのあるサスケのお二人。そりゃ面白いイベントになるわい!と勝手にニヤついておりましたが、いやはや、想像以上でした。笑いと感動で心もお腹も震える一夜となったのでした。

イベント冒頭はウェルカムセッションということでロクセンチ中原とサスケ北清水雄太さんが、じっくり聴かせてくれました。互いの呼吸や間も委ねられるような、信頼の度合いが違います。さすがのコラボレーションでした。

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メロディー by 玉置浩二

いつもならばここで本編が始まるところですが、今回は特別にもう1曲。
大先輩が二人も応援に駆けつけてくれ、「I Love You」(by 尾崎豊)を歌い上げてくれました。ここでは山田が伴奏を務めさせていただきました。(震えながら、こらえながら。)

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尾崎(太崎)豊 Ver.

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浜田(太田)省吾 Ver.

奥山さんは尾崎豊さんと浜田省吾さんの大ファンとのことで、これまで温めてきたその愛の結晶をステージで見せてくれました。透明感のある声で素晴らしい歌唱なのですが、ちょいちょい挟まる似てる加減が絶妙で、客席も共演者もどっと沸きました。すごいなあ。奥やん。
もうすでにこの夜が伝説になることが決定した瞬間でした。これから始まる本編への期待が大きく膨らみます。

すっかりあたたまったところでサスケが登場です。ストレートな歌詞や切ないメロディがぐっと刺さります。北清水さんの声はのびやかに、奥山さんのハイトーンは鮮やかにアコースティック編成とは思えない重厚なステージングでした。

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お次はロクセンチのステージへ。サスケのステージに気持ちが高ぶりました。自然に歌も演奏も熱がこもりました。途中「まぼろしの歌うたい」では北清水雄太さんが飛び入りでコーラスで参加してくれました。
この曲は以前、シリーズで北清水雄太さんと共演したときに発表され、後に2ndアルバム「READY!STEADY!」のレコーディングでも一緒に歌ってくれたという経緯があります。ということである意味、完璧オリジナルバージョンでお届けできました。うれしかった!

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ロクセンチ セットリスト

1 もぐりこみたい
2 10年後
3 ビオラ
4 まぼろしの歌うたい(ゲストコーラス:北清水雄太)
5 I Love You
6 Q&A
7 健康と平和

さて、ここからがロクセンチすきなひととやるライブシリーズの醍醐味です。
合同バンドロクスケが満を持して登場、と思いきや、なんと再度、大先輩が登場してくれました。山田が「I Love You」のイントロを弾き始めると太崎先輩は楽屋の扉から飛び出してきて、慌ててマイクを握り、、、一旦は歌うのですが、途中、自ら突っ込み。「もういいって!」
またどっと客席が湧きます。
そのサービス精神に脱帽、面白しろさに羨望です。
無茶振りに付き合ってくれてありがとうございます。

気をとりなおして(?)、ロクスケ、そしてサポートメンバーがステージに揃ったところで、ロクスケリーダー奥スケ(奥山裕次さん)がボイスパーカッションのような独自のスタイルで唐突にイントロをはじめました。事前にみなさんからいただいたプロデュースアイデアを盛り込んだ問題作、ロクスケのテーマソング「レッツゴー! ロクスケ!」からスタートしました。

ロクスケ セットリスト

レッツゴー! ロクスケ! by ロクスケ
新曲 by 中原明彦・北清水雄太 共作
泣き虫ボクサー by 中原明彦・北清水雄太 共作

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ロクスケのほかメンバーが笑いすぎです。もう客席もステージもリーダー奥スケのいちいちに笑転げます。奥山さんの歌だけにとどまらない芸の幅広さ、クオリティーの高さは圧巻でした。サビ前の奥スケの掛け声「ピーピーピピー!レッツゴーロクスケ!」はしばらく耳から離れないでしょう。

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打って変わってロクスケのためにさらに書き下ろした共作新曲はバラード。ロクスケメンバー全員のコーラスを駆使したアレンジと優しいメロディーラインが効いていて、じんわり温まる曲に仕上がりました。名曲。

最後の締めくくりは以前に共作し、これまで共演する度に一緒に演奏してきた、お気に入りの「泣き虫ボクサー」。コールアンドレスポンスでみなさんと一体になって歌いました。

いやあ、すごかった。今年のシリーズの締めくくりとして最高の夜になりました。お越しいただいた皆様、サスケのお二人、スタッフの皆さんのおかげです。本当にありがとうございました!!

追伸:そして11/12はロクセンチのサポートベース中村カツヲさん(From the LOVE)のお誕生日でした。みんなでハッピーバースデーを歌ってお祝いしました。
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(左から中原明彦・中村カツヲ・サポートドラムス高インボム)

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