
【中原明彦 ソロ音源プロジェクト第2弾
「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」について】
2015年夏に発売した1作目「AS YOU LIKE」に続く中原明彦のソロ音源第2弾「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」を2016年2月6日より発売いたします。
この作品は2015年の夏以降に生まれた曲を中心に構成した全4曲入りのCDです。前作と同様に収録曲とは別のタイトルをつけました。その長いタイトルは字面のまま「古くてあたたかくて少しばか」という意味にとってもらえるとうれしいです。60年代の曲感をルーツに、アコースティックギターを中心とした生楽器のシンプルなアレンジを施し、あくまで日常から想起した歌詞をうたったもの、を表しました。
せつなさや叙情感のようなものだけではなく、たのしさやばかばかしさすらもうたっていきたいという思いは、ロクセンチのアルバム「Rag & Safety blanket」とも共通するところがありますが、選曲はもちろんのこと、サウンドやうたう言葉のジャッジに至るまでろ過することなくそのまま収めてある分、前作と同様に、雑味も含めて濃い味の作品になってるように思います。
4曲のうち「BABY」と「Likely to rain」はライブセッションのために書いた曲です。前者はラブハンドルズとロクセンチのイベントにて、後者は岩崎けんいちさんとのイベントにて生まれました。頭の中にあるイメージを形にするのが曲づくりとするならば、何時だってその頭の中のイメージを大きく膨らませてくれるのは共に音を鳴らすミュージシャン、イベントのその場を共有してくれるお客さんやスタッフの方々です。おかげさまでどちらも思い入れ深い曲となりました。あらためて、感謝します。いつもありがとうございます。
残りの「Go to a new barber!」と「グンナイ」は今回のための書き下ろしです。タイトル中でいうところの AND A LITTLE STUPID の部分を担っていますが、リズムやサウンドのキャラクターは緻密なアプローチを目指しました。耳馴染みよくとも意外と新鮮に聴いていただけるのでは、と思っています。どちらもソロの弾き語りライブ「ひとりナカヤン」での彩りを豊富にしてくれそうで、ライブでのプレイが楽しみです。
ジャキジャキとしたストロークサウンドに魅せられて早四半世紀、ぼくの傍らにはいつもアコースティックギターがいてくれました。切なさや叙情をうたうときだけでなく、楽しさやばかばかしさをうたうときにもこの相棒はやっぱり頼もしかったです。レコーディングにはYairi LO-K13 OVA GRとGIBSON J-45を使用しました。前者はヤイリギター様にお世話になっております。いつもありがとうございます。
そんなわけで、なんと前作と合わせると数だけならアルバムも目指せそうな曲数になってきましたが、大きな野望に窮屈してしまうよりも、今はまた少しづつでもひとつひとつ新しい曲をつくっていければと思ってます。夏、冬と来て、次は春か秋となりそうな予感です。おっと、予定は未定です。
ぜひ、この古臭くって少々ばかだけどなんかあったかい子どもたちをかわいがってあげてくださいな。
【中原明彦 「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」】
発売日:2016年2月6日
価 格:¥1,500 (TAX IN)
品 番:FNCD1004
FROG & NOTES
<収録曲>
1.BABY
2.Likely to rain
3.Go to a new barber !
4.グンナイ
そしていよいよ来週となりました2016年初京都のひとりナカヤン!「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」正式発売日のこの日、大好きなsole cafeでたっぷりうたわせていただきます!ぜひ一緒に楽しみましょ!前売りチケットはHPのLIVEページからご予約できます。リクエストはお早めによろしくです!
中原明彦 弾き語りワンマンライブ
「冬の京都のひとりナカヤン」
2月6日(土)京都 SOLE CAFE
中原明彦(fromロクセンチ)
料 金 前売り3,500円 / 当日4,000円(1drink 別)
OPEN / START :18:00 / 18:30
京都 SOLE CAFE 075-493-7011
※「THE OLD AND WARM AND A LITTLE STUPID」は現在のところライブ会場のみでの販売となりますが、前作と同様ネット通販も準備中です。決定したらまたお知らせします。