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宮本倫和 和みの極み

宮本倫和 和みの極み > ロクセンチを応援してくださっている皆様へ
2012年8月24日(金)

ロクセンチを応援してくださっている皆様へ


まだまだ暑い夏、皆さんバテて無いですか?
僕は最近気付いたんですが、暑さよりも湿度に弱いみたいです。

本日はこの場を借りて、大切なお話をさせて頂きます。
突然の報告になるのですが、私、宮本倫和は、今年10月27日のライブを持ちまして、ロクセンチを脱退して実家のある奈良に帰り、お坊さんになるための修行をはじめることに致しました。

中途半端な説明やあやふやな言葉で書きたくないので、少し長文となりますが、しっかりと説明させて頂きます。

先月2012年7月12日に僕の祖父が亡くなりました。98歳の大往生でした。お通夜には間に合わなかったけれど、駆けつけてお葬式に出た時に自分の思いに気付きました。

音楽をやる為に上京してからというもの、実家に帰るとしても一年に一回程。音楽をやりたいという気持ちと、実家の両親が気になる気持ち、僕にとってかけがえの無い大切なものであるその二つは、いつしか東京と奈良の実際の距離以上にどんどん離れていって、交わらないものになっていきました。

上京する時に、祖父も親父も、「若いうちに好きな事をしてこい」って快く背中を押して送り出してくれたんです。その後も決して「帰ってこい」とは言われなかったんですが、今回このタイミングで帰った際に、少し遠回しに「帰って来てくれないか?」って言われました。

上京にあたっての僕の中での決め事として、一言「帰ってこい」って言われたら、どんな状況でもどんなことしてても帰らないとな、帰ってあげたいなと、そう思っていたので、ついにそのタイミングが来たか、と思いました。

もう少し詳しくお話するため個人的なことをお話します。

一部の関係者にしか伝えていなかったのですが、実は僕は仏教のお坊さんなんです。嘘みたいな話ですが、実際にお寺で修行をして僧名もいただいている坊主です。

とはいえ、これまで音楽をずっとメインでやってきていたので、坊主っていっても呆れるくらい中途半端だったのですが、今回改めて、本格的にお坊さんの修行をさせてもらうというお話をいただきました。始めるのであれば、すぐにでももう一度お寺に入山して修行を、とのことでした。

修行はおそらく長い期間お寺にこもってのことになるので、当然のことながら音楽活動も物理的に出来ない状況になってしまいます。それによって今まで続いてきていた大きな流れを変えるのは、すごく強い決心が必要やし、それに伴い、回りにもすごい影響を与えてしまいます。

ずいぶんと頭を抱えて悩みましたが、先述した実家のことや、自分自身のこれからの人生を見つめ直した結果、奈良に帰り、お坊さんになることを決心しました。

このことはすぐにメンバーであるなかやんと山田さんに相談しました。

口べたで説明もたどたどしい僕に、「どんな状況になっても応援するよ」と、言ってくれました。嬉しさと申し訳なさで言葉が出なかった。

大抵バンドを抜けるといったときは、不仲が原因であったり、方向性とか音楽性が違うとか、そういう言葉が出てくるものですが、僕はロクセンチとその音楽、大好きです。僕の人生にとってロクセンチでベースを弾いたという事がとても大きな糧になってます。

今まで応援してくれた皆さん、支えてくれた皆さん、関係者の方々、誠に勝手な我がままでご迷惑をおかけしてしまい申し訳御座いません。
本当はまだ、今までありがとうって言いたくないんです。

こうやってこういう内容を書く事自体が、ただでさえ寂しいことなのですが、寂しい気持ちにさせてしまってごめんなさい。

今までと同じようにこれからも、一つ一つの出逢いを大切に生きていきたいと思っています。

2012年10月27日まで、僕はロクセンチです。
毎回毎回ライブの度に、これが最後!くらいの思いでやってきたけど、実際こうと決めたからには死ぬ気で本気で音を出したいと思います。やり残したことが無いようにとかじゃなく、文字通り全身全霊で残り数回のライブを楽しみたいと思います。

そして、それから後のロクセンチも変わらず応援よろしくお願いいたします。僕の最後の勝手なお願いです。

また僕自身も、音楽自体を完全に止めてしまうには身体に音楽が染み込みすぎているので、またいつか、形は変わるかもしれませんが、できる時が来たら音を鳴らしたい、と思っています。

寂しい思いさせてごめんなさい。長々を読んで頂けて感謝してます。ありがとうね。

                                       宮本倫和